2009年 ミケロブウルトラオープン

藍、無意識の攻めが空回り!20位タイに後退

2009/05/10 13:22
3ボギーから2つのバーディで盛り返したが20位タイに後退した宮里藍(Hunter Martin/Getty Images)

米国女子ツアーの「ミケロブウルトラオープン」の2日目に6バーディを量産し11位タイまで浮上していた宮里藍。3日目もその勢いでスコアを伸ばしたかったが、2バーディ、3ボギーと1ストローク落としてしまった。2番で4mのパーパットを残したが、ここはナイスパーセーブ。その後もチャンスらしいチャンスにつけられず7番までパープレーが続いた。

「アイアンは縦の距離はあっているけど、横がイマイチ合っていなかった。バーディパットも長い距離が残ってしまって、前半は我慢していました。その流れでアイアンを考え始めてしまって、リズム的には悪いゴルフじゃなかったけど、なんとなく遠くに乗って、なんとなく2パットというのが多かった」。

我慢のゴルフを続けていた宮里だが、8番でグリーン奥からのアプローチでカップに寄せきれずにボギーが先行。後半に入っても10番でグリーンのカラーから3パットでボギーを叩き12番もボギー。ズルズルとスコア、順位ともに下降していたったが、後半に踏ん張りを見せる。

15番パー5は、残り60ヤードのアプローチでピン30センチに寄せてバーディ。さらに最終18番では、ピンの右奥10mからバーディパットを決めると、右手でガッツポーズを作った。

「昨日の好スコアは昨日で終わったこと。イチからと思ったけど、しいて言えば伸ばしに行き過ぎたところはある。無意識にそうなったのかな!?昨日の流れから。(明日に向けて)最後はいいバーディで終われたので、明日も頑張れそう」。気持ちを入れ替えて、最終日には再び上位を狙う。

2009年 ミケロブウルトラオープン