2009年 ミケロブウルトラオープン

藍、ショットが絶好調も、パットに四苦八苦

2009/05/08 12:45
ショットは好調さを活かしきれず、46位タイ発進とした宮里藍 ※画像は09スタジオアリス女子OP

「ミケロブウルトラオープン」初日、宮里藍は午前8時43分に10番ティからスタートを切った。「ショットの調子がすごく良かった」という宮里は、12番パー4で2メートル、13番パー3でも4メートルと、序盤からピンを攻めバーディチャンスを演出する。だが、「このグリーンは読みにくいところがいっぱいある」と惜しくもカップを逸れ、16番までパーを重ねる展開に。

それでもショットが冴え渡る宮里は、17番パー3でピン上1.2メートルにつけ、ようやく初バーディを奪う。そのまま後半へと折り返すと、2番パー3ではピン下1メートルにつけるスーパーショットを見せてバーディ。さらに3番パー5でも3打目をピンそば20センチにピタリと寄せ、楽々とバーディ。3アンダーまでスコアを伸ばす。

だが、4番パー4で20メートルのバーディパットから3パットのボギーとし、流れは急変。直後の5番パー3ではティショットでグリーンを外し、アプローチも寄せきれずに連続ボギー。8番パー4では10メートルのバーディパットを残すが、「完全に読み間違え。(キャディの)ミックと意見は合っていたけど2人で読み間違えた」と、この日2度目となる3パットのボギー。最終的には中盤で稼いだ貯金を使い果たし、3バーディ、3ボギーのイーブンパー、46位タイでホールアウトした。

ショットの好調さに救われイーブンにまとめたものの、最後までパットに苦しんだ感のある宮里。「パットのときヒールが上がる癖があって、それで転がりが悪かったと思います。もうちょっとハンドダウンにしていけばいいと思う」と、修正ポイントは自覚しているようだ。「短いバーディパットはちゃんと入っているし、あと1つ入ってくれれば流れが変わると思う」。パットが噛み合えばビッグスコアも期待できるだけに、修正後の2日目のプレーが楽しみだ。

2009年 ミケロブウルトラオープン