2009年 HSBC女子チャンピオンズ

1つのボギーで流れが変わり後半に失速、11位タイに後退

2009/03/07 21:29
前半は好調なプレーを続けた宮里藍だったが…(Andrew Redington /Getty Images)

首位と2打差、緊迫した優勝争いの中で、宮里藍は「HSBC女子チャンピオンズ」3日目を迎えた。2日目は、16番、17番の連続ボギーの後、最終18番をバーディで終えて「最後のバーディは明日に大きくつながる」と評していた宮里。その勢いそのままに、「最初はフィーリングも良くていい流れでした」と、3番パー3でバーディ、8番パー3でもバーディを奪い好調なプレーを続ける。

だが、9番パー5でボギーを叩くと、折り返し後の11番パー3では痛恨のダブルボギー。13番パー5、16番パー4でバーディを奪い返し、再び上位に返り咲いたものの、最終18番をボギーフィニッシュとしてしまう。昨日とは逆の展開で終え、この日4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しさが目立つ結果となり、通算4アンダーの11位タイに後退。上位が揃ってスコアを伸ばしたこともあり、首位とは7打差の位置で最終日を迎える。

「9番で流れを失った1日でした」と、この日の流れを左右してしまった9番のボギーを悔やんでいた宮里。「いろんなことがあった一日だったけど、明日は我慢していくだけです」。バーディは獲れているだけに、宮里の言葉通り、いかに耐えてボギーを打たないプレーを続けるかが課題となりそうだ。

2009年 HSBC女子チャンピオンズ