「全体的に良かったです!」首位と1打差の4位タイ発進!
2009/03/05 19:51
シンガポールで開催の「HSBC女子チャンピオンズ」開幕を迎えた宮里藍。昨年大会の初日では、首位と1打差の2位タイと絶好のスタートを切った。4日間を優位に進めるためにも重要な意味を持つ初日。前週はアプローチとパットを課題に挙げていたが、その修正具合も気にかかるところだ。
だが、そんな心配を吹き飛ばすように、序盤から安定したプレーでバーディを重ねる。3番パー3で幸先良くバーディを決めると、5番パー5でもバーディを奪取。前半を2アンダーで終えると、12番パー4、13番パー5では連続バーディをマーク。さらに15番パー5もバーディとし、着実にスコアを伸ばす。最終18番こそボギーとしたものの、この日5バーディ、1ボギーの「68」。首位に1打差に迫る4アンダー4位タイと、昨年に続き上々の滑り出しを見せた。
スコアを見るとバランス良く重ねたバーディが目立つが、宮里が口にしたのは6番と16番のパーセーブだ。「難しいアプローチをパーセーブできたのが大きかったです」。前週の課題をクリアできたこともあるのだろう、「今日は全体的に良い、とてもシンプルなラウンドでした」と、自身のプレーに目を細めていた。
「今年は今までの積み重ねが結果につながっています。明日も地に足をつけて、1日4アンダーを目標にプレーしたいですね」。昨年は2日目から勢いが衰え順位を下げる結果となったが、今年の宮里には最後まで期待を抱かせる雰囲気を漂わせている。