藍、タイトル争いの渦中でも「自分のプレー」を貫く！

米国女子ツアー第22戦「サイム・ダービー LPGA マレーシア」に出場する宮里藍。9週連続世界ランキング1位の座を守っているが、2位のクリスティ・カーが僅差で迫っている為、今大会で勝利を挙げ、引き離したいところだ。

戦いの地はマレーシア、クアラルンプール。「マレーシアは暑いですが、私は暑いところの方が体に合っている気がする。コースは長くないが、グリーンが砂地になっていてボールが転がってしまうので、アイアンの番手を一つ下げて距離のコントロールをする。」先週の「ナビスターLPGAクラシック」では27位タイと、「自分の週ではなかった」と振り返った宮里。しかし、ショットの調子は良いというだけに期待がかかる。

「シーズン終盤でいろいろなタイトル争いがある中、どれだけ自分のプレーに集中できるかを意識したい。明日はクリスティとナヨンと一緒なので、いい緊張感の中でプレーできると思う。」ランキング上位を競う二人とのラウンドだが、常に宮里が掲げている、目の前の一打に集中出来るかどうかが、勝負の鍵となりそうだ。