藍、疲れに負けず納得の15位フィニッシュ
2010/08/30 11:00
「CNカナディアンオープン」最終日を、首位に9打差の20位タイで迎えた宮里藍。逆転優勝は厳しい位置からのスタートとなったが、「ロレックスランキングはポイントなので、自分が1つでも頑張ればそれだけポイントも上がるし、毎週毎週、(同じくポイント制の)プレーヤー・オブ・ザ・イヤーも含めて意識している」と、自ら掲げる目標を見据えスタートを切った。
この日は「足が思うように動かなくて、タイミングがズレてフェアウェイに行かなかった」と、ティショットをラフに打ち込む場面が目立った宮里。前半の3番ではティショットが左の木に当たるなど、ボギーが先行してしまう。
だが、8番、9番と2メートルを沈めてバーディ。さらに10番と、3連続バーディを奪って波に乗る。12番をボギーとするも、14番、17番とバーディを奪取。最終18番ではパーオンに失敗するが、アプローチを寄せてパーフィニッシュ。この日5バーディ、2ボギーの「69」をマークし、通算4アンダーの15位タイに浮上して4日間の戦いを終えた。
ティショットのバラつきを、疲れによるものと認めていた宮里。「そのへんは、ミスをしても気持ちでカバーしていこうと。日曜の60台はすごく価値があると思う」と、疲れている中での好スコアに納得の表情を浮かべた。来週はオープンウィークとなるが、疲れを癒し万全の状態で次戦に臨んで欲しいところだ。