2010年 CN カナディアン女子オープン

藍、ショートゲームに苦しみ63位タイ

2010/08/27 10:21
ショットは好調なものの、アプローチとパットでスコアを崩す内容となった宮里藍(Darren Carroll /Getty Images)

「CNカナディアンオープン」初日、宮里藍は午後12時33分に1番ティからスタートを切った。開幕前から警戒していた風は予想通り強く吹いたが、「風の中でショットは良かった」と、1番、2番を無難にパー。3番パー4ではフェアウェイからの2打目をピンに絡め、バーディを先行させる。

だが、この日はショートゲームで苦しむ展開になる。4番パー4では2打目をグリーン右のガードバンカーに打ち込むと、2メートルしか寄せきれずにボギー。7番でバーディを奪い返すも、8番、9番と2メートルのパーパットを外して連続ボギーとしてしまう。

最終的に3バーディ、5ボギーの2オーバー。首位に9打差の65位タイと、出遅れる滑り出しとなった。「アプローチとパットで速いと思ったところで遅くて、見た目とスピードをアジャストするのが難しかった。グリーンが光っている分、速く見えた」。32パットという数字も、この日のプレーを象徴していた。

だが、全体的なプレー内容には及第点をつける。「今日はパットでセーブできなかっただけ。これだけの風のなかで2オーバーなら悪くないと思うし、今日は今日でいいラウンドだったと思います」。予選カットラインが背後に迫る明日は午前スタート。風やグリーンの光り具合も変わる状況で、どこまで巻き返すことができるか。

2010年 CN カナディアン女子オープン