2010年 エビアンマスターズ

藍、流れを掴めず33位タイ

2010/07/25 07:32
この日はグリーン上で手間取りスコアを落としてしまった宮里藍

「エビアンマスターズ」3日目、通算3アンダーの16位タイから大会連覇を目指してスタートした宮里藍は、1番でグリーンを捉えきれずにボギースタートとしてしまう。

5番で1.2m、7番で2mのバーディパットを沈め、良い流れを掴んだかに見えたが、9番で痛恨の3パット。このホールをボギーとし、「もったいない。前半の良い流れを後半に繋ぐ9番をボギーとして、流れが途切れて我慢のプレーになってしまった」と悔しそうに振り返った。

後半は1バーディ3ボギーとスコアを落とし、結局この日は2つスコアを落として通算1アンダーの33位タイ。「出だしは良いチャンスが続いて、思ったところに打ててもいるのにパットが決まってくれなくて。そういう中でどうゲームを組み立てていくか考えたけど、やはりパットが入らないと組み立てるのは難しいですね」と宮里。「去年以外はいつもパットで悩まされているので(苦笑)」と、優勝したにも関わらず、コースとの相性の悪さも宮里は感じているようだ。

それでも、「噛みあうかどうかは私にはコントロールできない」と宮里は達観している。明日の最終日も目の前の1打に集中してベストを尽くす姿勢に変わりはない。

2010年 エビアンマスターズ