2010年 ベルマイクロLPGAクラシック

藍、一歩後退も「まだ上位に行ける」

2010/05/15 11:00
首位と6打差で決勝ラウンドへ。逆転への強い意欲を見せる宮里藍 (Dave Martin /Getty Images)

「ベルマイクロLPGAクラシック」2日目、2アンダーの22位タイからスタートした宮里藍は、出だしの1番をボギー発進。だが、直後の2番パー3ではティショットを左7メートルにつけ、これを捻じ込みバーディを奪い返す。前半を2バーディ、2ボギーで折り返した。

10番、12番とバーディを奪い、初日と同様に後半でのチャージが期待されたが、14番でボギー。17番パー3でもティショットをグリーン右奥へ外し、アプローチを寄せきれずにボギー。最終的に5バーディ、4ボギーと1ストローク伸ばすにとどまり、通算3アンダーの23位タイで予選ラウンドを終えた。

「バーディ数だけを見ると上位争いをしてもおかしくないけど、自分のミスでボギーにしている。アプローチのフィーリングが、あまりこのグリーンと合っていないのがボギーに繋がっていますね」と分析。その中でも「1つ伸ばせて良かった。まだ上位に行ける」と、首位と6打差という位置を冷静に捉えていた。

決勝ラウンドに向けては、「リズム良く回るためには、きっちり寄せていくアプローチが必要になってくる。グリーン周りのイメージを出していく事だと思います」とポイントを掲げる宮里。暑さも重なり、「まだ疲れやすいかな」と漏らす体調が気がかりだが、2試合連続優勝に向け明日のチャージに期待したい。

2010年 ベルマイクロLPGAクラシック