藍、再び単独首位でツアー4勝目も米国以外で達成か!?
2010/05/02 12:14
米国女子ツアー「トレスマリアス選手権」は、地元メキシコ出身のロレーナ・オチョアが、この試合を最後にツアーからの撤退を表明していることで注目されていたが、決勝ラウンドに入り宮里藍とミッシェル・ウィの優勝争いが佳境を迎えている。
大会3日目を通算12アンダーの単独首位で迎えたウィは、3番パー3、5番パー5でバーディを奪い14アンダーまで伸ばした。一方11アンダー2位タイでスタートした宮里は3番パー3でボギーを叩き、その差は4つと開いてしまった。
しかし、宮里は慌てず諦めず自分のゴルフに徹する。6番、7番で連続バーディを奪い、12番でもバーディ。15番では2日続けてのボギーとなるが、前日ボギーを叩いた16番パー5でこの日4つ目のバーディを奪い通算13アンダーでホールアウトした。
前半はリードを広げたウィだったが、9番のボギーで流れを止めると、後半は2バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず、スタート時の12アンダーは変わらず。宮里が1打差で再び首位に返り咲き、最終日を迎える。
今季開幕戦から2連勝を果たした宮里、その2勝はタイとシンガポールだった。そして昨年ツアー初優勝した「エビアンマスターズ」もフランスと、米ツアーでありながら全て米国以外の国で勝利を収めている。そして今回もメキシコでの開催で、宮里の優勝への期待が益々高まる。