2010年 トレスマリアス選手権

藍、怒涛のバーディラッシュで10アンダー単独首位!

2010/04/30 13:08
宮里藍がラウンド中にL.オチョアの背中をそっと抑え互いの健闘を称える(Darren Carroll/Getty Images)

米国女子ツアー「トレスマリアス選手権」の会場となるメキシコ入りした宮里藍。この大会でツアーの一線から身を引くロレーナ・オチョア(メキシコ)と同じ組で予選を迎えることになり「このタイミングで初日二日ロレーナと一緒の組で回れることを光栄に思います」。と感想を漏らしたが、「私のキャリアの中でも思い出に残る試合になると思いますが、一度試合が始まれば私は私のやるべきことに集中します」と、意気込んで初日を迎えた。

10番からスタートした宮里は、11番で幸先の良いバーディを奪うと、そのまま4連続バーディ。さらに16番、17番でもスコアを伸ばし、前半を6アンダーで折り返した。その勢いは止まらず、後半も2番から、そして7番から2度の連続バーディを奪い10アンダーまでスコアを伸ばした。

「今日はロレーナとナタリー(・ガルビス)とリラックスしてプレーすることができた。特にロレーナとはお互いにいい刺激を与えながらプレーできたと思う」とこの日のラウンドを振り返る宮里。多くのファンやメディアが注目する中、2位に2打差の単独首位で初日を終えた。

今季は開幕から2連勝を成し遂げた宮里。その2試合とも予選ラウンドをオチョアとラウンドしているが、今回も最高の形で初日を終えた。オチョアとの相性の良さも手伝って、このまま首位を独走できるのだろうか。「フィーリングがとてもよくていいパットもたくさん入ってくれた。でも明日は自分に期待をし過ぎずにラウンドしたいと思う」と、予選2日目に備える。

2010年 トレスマリアス選手権