2006年 富士通レディース

急遽、主催者推薦での出場が決まった宮里藍

2006/10/11 18:00
大山志保、木村敏美とウェアの話題で盛り上がる宮里藍

当初はLPGAツアー「サムソン世界選手権」出場の可能性もあった為、「富士通レディース」には欠場届を出していたが、サムソンの出場資格が獲得出来ず、急遽今大会に主催者推薦での出場が決まった宮里藍。昨日沖縄から会場の千葉入りし、この日のプロアマが初めてのラウンドとなった。

今大会の抱負について、「最初は欠場だったけど、推薦という形で出場出来るのは嬉しいです。コースコンディションも良いので、自分の状態さえよければ優勝のチャンスも出てくると思います」と前向きに話した。

沖縄では、スイング時に下半身を回しすぎる癖があったので、それを修正したという。現地入りを普段より1日遅らせたが、その分、修正したスイングは自分のものになりつつある。「風次第だけど、1日4アンダーは出ると思う。グリーンに微妙なアンジュレーションがあって読みが難しいので、パッティングがキーになると思います」。昨年の優勝スコアは12アンダーと、伸ばしあいが予想されるだけに、グリーンを読みきれるかに注目が集まる。

先週の諸見里しのぶの初優勝は同郷として嬉しいと言いつつも、「身近だし、いい刺激になります」と、新たなモチベーションに変えた。“気分転換“にパーマもかけてイメージ一新の宮里藍が、今週も女子ツアーを盛り上げてくれるに違いない。

2006年 富士通レディース