「ベスト10に入りたい!死に物狂いでやればなんとかなるかな」と明日からのプレーにますます期待させてくれる宮里藍
2006/08/05 09:00
イングランドにあるロイヤルリザム&St.Annesで開催されている、女子メジャー第4戦「全英女子オープン」の2日目。7位タイからスタートした宮里藍は、ノーバーディで3ボギーと苦しい展開となったものの何とかしのぎ、通算2オーバーの23位タイに踏みとどまった。
1アンダーからのスタートだった宮里は、3番でボギーとすると、その後もバーディが奪えない苦しい展開が続いた。9番、10番もボギーとし嫌な流れとなったが、その後は我慢のプレーでパーをしっかりとセーブ。結局この日3つスコアを落としたものの、通算2オーバー、23位タイとして決勝ラウンドに駒を進めた。
ラウンドを終えて「バーディチャンスは14番(2~3m)ぐらいしかなかった。あとは長いパットだった」と苦しかった展開を振り返る宮里。しかしその理由もしっかりと分析しており「セカンドショットでフックのミスが多く、グリーンにのってもチャンスの距離ではなかったことと、100ヤードぐらいの距離感が合わず、パー5でスコアを伸ばせなかった」と反省している。
明日からの決勝ラウンドについては、「ベスト10に入りたい、死に物狂いでやればなんとかなるかな」と期待充分のコメントを残してくれた宮里。父の優氏も「今日は運がなかったってことでしょう」とコメントしており、まだまだ期待の膨らむ今大会となっている。