昨年の大会と比べ成長を感じられた宮里。次週メジャーは「とりあえず、がんばります」

フランスにあるエビアンマスターズGCで開催されている、米国女子ツアー第17戦「エビアンマスターズ」の最終日。31位タイからスタートした宮里藍は、この日イーブンパーとスコアを伸ばすことは出来なかったものの、通算1オーバー、スタート時の順位と変わらず31位タイで今大会を終えた。

スタートホールをボギーとした宮里だったが、その後は17番までパーが続く我慢の展開。ショットは前日に引き続き安定していたものの、1.5メートル程度のパットを3、4回外す苦しい内容だった。それでも最終18番できっちりとバーディを奪取し、この日をイーブンパーでまわり、通算1オーバー、31位タイとした。

「パッティングが悪いという訳ではなく、乗せたところが難しい傾斜だったりしたので、しょうがないと思っています。最後にバーディが取れたので、ホッとしています」と、ラウンド後コメントを残した宮里。「昨年の大会から成長できたことを実感しています」と付け加えた。また、次週のメジャー「全英女子オープン」に向けて聞かれると「今週とは全く違う難しさのあるコースセッティングだと思いますが、とりあえず頑張ります」と答え、会場を後にした。