2006年 エビアンマスターズ

「最後の3連続バーディで何とかモチベーションを保てた」パットの感覚を掴めず大苦戦

2006/07/27 09:00

米国女子ツアー第17戦「エビアンマスターズ」が、フランスにあるエビアンマスターズGCで開幕。初日の宮里藍は、スコアを伸ばすことが出来ず、4オーバーの61位タイからの発進となった。

2番から連続ボギーで始まったこの日の宮里は、その後もなかなかバーディが奪えない苦しい展開が続いた。1メートル前後のショートパットが決まらず、グリーンの芝の変化にくるしむ状況。結局前半だけで4つのボギーを叩いてしまう。

巻き返しをはかりたい後半に入っても、10、12番、また15番でもボギーと苦しい展開が続く。しかし「12番のボギーで開き直った」とラウンド後コメントしたように、16番からは怒涛の3連続バーディでこの日のラウンドを締めくくったものの、4オーバーでフィニッシュ。61位タイとなった。

「最後の3連続バーディで何とかモチベーションを保てた」というように、この日は苦しい内容。「全米女子オープン」時に、父に見てもらったパッティングも、芝の変化で発揮できなかったという。それでも「まだ初日なのでこれからです」と前向きなコメントを残してくれた宮里。明日からの巻き返しに期待が集まるだろう。

2006年 エビアンマスターズ