2006年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ

メジャー首位タイで最終日を迎えるも「自分のペースを守る」と宮里藍

2006/06/11 09:00

メリーランド州にあるブルロックGCで開催されている、米国女子ツアー第13戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」の3日目。2日目がサスペンデッドだったため、この日は第2ラウンドの残りと、第3ラウンドが行われた。

2ラウンド目、宮里は10番からバーディで発進したが、12番でボギーを叩いてしまい、2ラウンド目を終えて通算4アンダー、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、カリー・ウェブらと並んで8位タイとした。

第3ラウンドに入って、宮里はバーディ発進。その後も上位陣がスコアメイクに苦しむ中、5番から連続バーディを奪取。スコアを確実に伸ばしていった。後半に入って、14番でこのラウンド初めてのボギーを叩くも、17番パー3でバーディを奪取。3つスコアを伸ばして、通算7アンダーとし、首位タイに浮上して、メジャー最終日を最終組で迎える。

宮里がメジャータイトルを獲れば、日本人として1977年の樋口久子以来のビッグタイトル。ショットの好調さに加え、パットも調子が上がってきており、「自分のペースを守ってプレーしたい」とコメントする宮里だが、優勝の可能性は十分。米女子ツアー初優勝がメジャーとなるのか、明日の最終日に注目が集まる。

2006年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ