「18番のバーディが大きかった」キレ味鋭いショットで3連続バーディを2度奪取!
2006/06/03 09:00
米国女子ツアー第13戦「ショップライトLPGAクラシック」が、ニュージャージー州にあるシービューマリオットリゾート&スパで開幕。宮里藍は確実にスコアを伸ばし、5アンダーの6位タイと好スタートを切った。
「リンクスは元々好きなんですよ。今日はリズム良くラウンドできましたね」と語る宮里。この日、2度の3連続バーディを奪うなど計8つのバーディを奪取。この日は、リンクスコース特有の風、狭いフェアウェイ、そして小さく硬いグリーンに負けない、切れ味鋭いショットが大きな武器となった。
要所でロングパットも決まり、まさに絶好調のように見えたのだが、後半の16番、17番で魔物にとりつかれてしまう。16番パー4では3打目で上手いアプローチショットを見せ、ピンそば1メートル以内につけたものの、パッティングでラインを読み過ぎカップに蹴られボギー。17番パー3ではパーオンしたが、ファーストパットを1.5メートルオーバーし、返しを外して3パットのボギー。いずれも、課題のパッティングに綻びが出た瞬間だった。
ところが、このままでは終わらないのが今の宮里の強さ。最終18番パー5では、3打目のアイアンショットをピンそば1.5メートルにつけてバーディを取り返す。「連続ボギーの後だったので、このバーディは凄く大きかったです」。明日以降も今日のようなプレーが続けられるか!?米国ツアー初優勝の鍵はそこにある。