自分のゴルフに徹することで、勝利へのカウントダウンが始まる!
2006/04/30 09:00
フロリダ州、Reunionリゾート&クラブで行なわれている、米国女子ツアー第8戦「ジン・クラブ&リゾート・オープン」の3日目。単独3位からスタートした宮里藍は、この日、米ツアー初の最終組でのラウンド。そんな中2つスコアを伸ばし、単独2位に浮上。通算8アンダーとして、明日も最終組でのラウンドとなる。
決勝ラウンド初の最終組で周った宮里。「日本でも経験があるので、そんなに意識はしなかった」と言うだけあって、堂々とした内容を見せた。3番でこの日最初のバーディを奪った宮里は、7番をボギーとするも8番から連続バーディを奪取。前半を2アンダーとして折り返した。後半に入ってもその勢いは止まらず、11番から連続バーディ。続く13番はボギーとするも17番でバーディを奪い取り戻し、この時点では4つスコアを伸ばしていた。しかし、最終18番で今大会初のダブルボギー。パーオンした後の、4パットだっただけに、宮里もその瞬間は、少し悔しそうな顔を見せた。
ラウンド後には、18番を振り返って「最後やっちゃいました」と語った宮里。明日の最終日、最終組でのラウンドに対しては「チャンスがあるが、それで自分にプレッシャーをかけたくないので、自分のゴルフに徹するだけです」と、宮里らしいコメントを残してくれた。
18番のダブルボギーがあったにしても、2つスコアを伸ばし、通算8アンダーは、トップに3打差ながらも、単独2位。宮里も「維持していきたい」というように、ショット、パットともに好調なだけに、最終日は期待と注目が集まる。