調子を崩しても立て直せる力!成長を遂げた宮里の姿がそこにある
2006/04/24 09:00
ジョージア州、イーグルズランディングCCで行なわれている、米国女子ツアー第7戦「フロリダ・ナチュラル チャリティ・チャンピオンシップ」の最終日。前日やや調子を崩した宮里藍だが、この日はスコアを3つ伸ばすなど、随所にいいプレーを見せた。
アウトスタートの宮里は、7番、8番で連続バーディ。続く9番で惜しくもボギーを叩いたが、前半を2アンダーで折り返す。後半に入ってからも13番、さらに最終18番でバーディを奪取。通算8アンダーまでスコアを伸ばして、20位タイで競技を終えた。
本来のショットの切れ味が戻った1日だった。要所でバーディを奪い、最終的にはポーラ・クリーマー、ナタリー・ガルビスといった強豪勢と同順位に入るなど存在感も十分。3日目とは違う内容のあるゴルフで、今後につながる最終日だったといえる。スコアを崩しても、しっかりと立て直せるだけの力もついてきた。初優勝、そしてベスト3以内など、目に見える結果こそ生まれなかったが、確実に成長した姿がそこにあった。