2006年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

我慢のゴルフで順位を上げた宮里藍、パットの調子を上げ巻き返しを誓う

2006/04/02 09:00

カリフォルニア州のミッションヒルズCCで行なわれている、米国女子ツアー第5戦で今シーズンのメジャー初戦となる「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の3日目。決勝ラウンドとなり、ピン位置がさらに難しいセッティングとなったこの日、午後に入ってから強い風がコースを襲い、各選手スコアメイクに苦しんだ。そんな中、宮里藍は、イーブンパーでまとめ、通算3オーバーの23位タイへポジションを上げた。

この日の宮里は、ボギーが先行する苦しい展開。しかし、ボギーの後はバーディを奪う内容で、スコアを伸ばすことは出来ないまでも、イーブンパーで切り抜けた。しかし、バーディチャンスを生かすことが出来なかった内容に「パッティングのフィーリングも悪くなく、入るかどうかは紙一重だと思う」と前向きな発言。それを裏付けるためにも、1.5メートル~3メートルのパットをラウンド後ひたすら練習していた。

3パットのボギーもあったため、父親つきっきりでパットの調整をした宮里。明日は「60台を出したい」と、最終日の巻き返しを誓い、上位進出を狙う。アイアンが冴えているだけに、あとはパットだけ。今日のラウンド後の練習が最終日どう生かされてくるかに、注目が集まるだろう。

2006年 クラフトナビスコチャンピオンシップ