「いい緊張感でラウンドできたので明日につなげたい」と内なる闘志を燃やす!
2006/03/31 09:00
米国女子ツアー第5戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」が、カリフォルニア州、ミッションヒルズCCで開幕。この日、宮里藍は10位タイと、まずまずのポジションにつけた。
アウトスタートの宮里は、出だしの1番、2番をパーでまとめたものの、3番で3メートル程のバーディパットを外し、さらに約1メートルの返しも入らずボギー。米国での課題になっているパッティングへの不安を覗かせてしまう。ところが、6番ではセカンドショットをピン側につけてバーディ。その後、再び8番でボギーを叩くも、9番ですぐに取り返して、前半をイーブンで折り返す。後半に入ってからは、パーを我慢強くセーブし続け、14番、18番でバーディを奪取。最終的には、2アンダーで初日のプレーを終えた。
なかでも、良かったのがショットだ。後半に入ってからは、セカンドショットの正確性が増して流れを掴んだ。「今日は3パットも2回あったんですが、それに増してショットの調子が良かったので満足しています。ティショットで何回かミスしたんですが、リカバリーもできましたしね」
明日からもタフなコースとの戦いは続くが、ショットの調子を持続できれば、十分上位に食い込んでいける。「ここは飛距離が出ないと苦しいコースですが、気負わずに明日も良いプレーを続けたいですね」と、内なる闘志を燃やして2日目へ挑む。