藍、前日の課題をクリアし納得の4位タイ浮上!!
2009/10/10 17:36
国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の初日に「少し攻めすぎた」と反省する宮里藍は2オーバー21位タイと少し出遅れたが、2日目はその反省点を見事に解消。3バーディ、1ボギーと2ストローク伸ばし、通算イーブンパーの4位タイで最終日を迎えることになった。
スタートからショットが安定した宮里は、8番まで着実にパーオンしての2パットでパーセーブを繰り返した。なかなかスコアを伸ばせず我慢のゴルフを続けていたが、9番でセカンドショットをミスし、ボギーが先行してしまった。
「5番アイアンがダフってしまいまして。30ヤードからピンに4mまで寄せたのですが・・・。あれは単純なミスで、後半に引きずりことはありませんでした」
後半に入ると、12番パー3でティショットをピン横3mにつけ、続く13番でも3打目のアプローチでピン横4mにつけて連続バーディを奪取。さらに17番では、ピン奥5mから下りの難しいパッティングを決めて3つ目のバーディを奪った。
「12番はサブグリーンの傾斜に当って戻ってきたラッキーなバーディでしたが、13番と17番は狙い通りに取れました。昨日攻めすぎて失敗したところは、キャディと相談して安全な場所を狙ったり、今日はアグレッシブな気分を捨ててよかったです」と1日で攻め方を調整し、満足そうな笑顔を見せた。
「明日もピンポジションによって、求められるショットが変わってくると思うし、それに対して1打1打集中してやっていきたいです」。現在、首位の全美貞とは5打差が付いているが、最終組の1つ前をラウンドする宮里にとっては、前半からスコアを伸ばし最終組にプレッシャーを与えたい。