藍、腰に不安を抱えながらも8位タイの好スタート!
2009/08/29 13:15
「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」初日、今シーズン好調なプレーを続けている宮里藍は、6バーディ、1ボギーの5アンダーでホールアウト。首位に3打差となる8位タイで終え、早くも上位争いを演じる活躍を見せている。
日本で痛めた腰に関して「昨日より今日の方がしんどいな、と思っていた」と、不安を抱えながらのスタートとなったが、序盤から目覚しいプレーを連発する。スタートホールの1番パー4では、左カラー8メートルからチップインバーディ。「ラッキーなバーディだった」と運も味方につけると、6番パー4では2打目をピンそば50センチに絡めるスーパーショットでバーディ。さらに8番、9番と連続バーディを奪い、前半を4アンダーで折り返す。
後半に入っても勢いは止まらず、12番で4メートルを沈めてバーディ。17番でボギーを叩いたものの、最終18番でピン左上7メートルを捻じ込みバーディフィニッシュとし、上々の滑り出しを見せた。
途中で腰をストレッチしたり、左打ちで素振りをするなど、身体を気遣いながらのプレー。
「後半の後半ぐらいに痛みがあったので“あれ?”とは思った」と、決して万全の状態ではなかったが、「欲をかくことなく、良い精神状態で回れた」と、いつもの姿勢を崩すことなく18ホールを完走した。明日以降も腰と相談しながらのプレーが続くが、「欲を出さず、1打1打を丁寧にプレーできればいい結果につながると思います」と、周囲の不安を打ち消してくれる頼もしい言葉を返していた。