藍は2アンダー発進も、上位が伸ばし48位タイ
2009/07/03 13:13
宮里藍が出場している「コーニングクラシック」初日。前週は15位タイと好調を維持し続け、次週はメジャー戦「全米女子オープン」も控えている。弾みをつけるためにも、まずは好スタートを切って展開を優位に進めたいところだ。
1番パー4からティオフした宮里は、2打目をグリーン右下のカラーまで運ぶ。パターで打った8メートルのバーディトライはカップを外れ、1メートルのパーパットもカップに蹴られてボギー。不穏な立ち上がりとなってしまう。だが、「3パットから始まったけどフィーリングは良くて、すごく良いパットがたくさんあった」という宮里は、4番パー4でピン右上7メートルを捻じ込みバーディ。早々にスコアをイーブンに戻す。
「朝から背中が硬くて、前半はショットのタイミングが合わなかった」と振り返る宮里だが、8番パー3では手前5メートル、折り返し後の10番パー4でもピン横4メートルを沈めてバーディを重ねる。15番パー4ではティショットを左に曲げてボギーとするが、17番パー5では、3打目のアプローチをピンそば20センチにつける見事なアプローチを見せバーディ。この日4バーディ、2ボギーの「69」(パー71設定)、2アンダーでホールアウトした。
上位がスコアを伸ばしたため、首位とは5打差の48位タイ。順位的にはやや出遅れ、「良いアプローチもたくさんあって、流れを切らさずにラウンドできたけど、もうちょっと伸ばせたかな?」と消化不良の感を口にしたが、「内容的には安定感もあったし、今は良いリズムでプレーできているので、今週もチャンスはあると思います」と、今週も好調をキープしている様子。スコアの伸ばし合いが予想される中、明日の2日目は攻めのプレーが求められそうだ。