2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権

「マッチプレーはすごく好き!」昨年の一回戦敗退の雪辱は晴らせるか!?

2007/07/19 09:19

今週、宮里藍が参戦するのは「HSBCワールド女子マッチプレー選手権」。個人と個人が18ホールのマッチプレー方式で争う勝ち抜き戦で、敗北はそのまま大会の終わりを意味する。技術面はもちろん、相手とのかけひきや戦術も勝利へのポイントとなり、精神的な強さも問われる大会だ。

昨年大会では、1回戦で韓国のペ・ギョンに敗北を喫している宮里。しかし本人は「マッチプレーはすごく好きです」と話す。昨年の一回戦負けを問われると、「だからこそマッチプレーは何が起こるか分からないので、面白いんです」と切り替えした。

宮里曰く、「決めるべきパットを入れて、我慢するところは我慢する、というメリハリのあるゴルフが出来るかどうか」がマッチプレーで勝ち抜くポイントだという。「マッチプレーは“流れ”が重要なので、追いかける側も追いかけられる側も、いかに“平常心”を保つかが大事ですね」と、自身の中で確固たる戦術は出来上がっているようだ。

その1回戦の相手は、ウェールズ出身のベッキー・モーガン。宮里と同じく米ツアー未勝利のモーガンは、今年が今大会初出場。過去2試合に出場している宮里にとって、十分勝利のチャンスがある相手といえよう。

「ミスの少ないプレーをした方が、上位に行くと思います」(宮里)。体調はバッチリ、調子もまずまずと話す宮里が、勝利のポイントと位置づける堅実なプレーで勝ち抜いていくことができるか、注目だ。

2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権