問題点が見つからない・・・今季3度目の予選落ち
「全英リコー女子オープン」から1週間のオフを経て迎えた今週の「CN カナディアン女子オープン」は、初日に148位タイと大きく出遅れてしまった。巻き返しを狙った2日目は10番ホールからスタート。
その10番でいきなりピンの右1.5メートルに2オンしバーディスタート。続く11番パー3は200ヤードと距離が長いのだが、あわやホールインワンというピンの右50センチに1オン。連続バーディでどこまでスコアを伸ばすか期待が高まった。
ところが、初日は安定感のあった新ドライバーでのティショットが左右にブレ始めてしまった。14番で左サイドの木の下に打ち込み、2打目で脱出しきれずこのコールをボギー。18番でもティショットを左サイドのラフに打ち込んだが、ここは2打目でピン上7メートルにつけるとバーディを奪い、前半を2アンダーで折り返す。
後半は1番で2オンできず、寄らず入らずのボギー。そして3番パー5では、左サイドの林の中に打ち込み4オン。およそ15メートルの距離から3パットのダブルボギーを喫し、この日の貯金を使い果たし1オーバーでフィニッシュ。2日間通算9オーバーの128位タイで、今季3度目の予選落ちとなった。
今週も沖縄にいる父親に電話で相談をした宮里。現在試しているチェックポイントをいくつか説明し、アドバイスを請うたが「大きな問題ではないから、あまり気にしなくて良い」という返事を返された。問題点が明確にならない分、宮里にとっては不安な状態だが、今年3度目の予選落ちの中では「気にしなくても良い予選落ちかな・・・」と開き直り気味。
今季すべてのメジャーが終了し、残るシーズンの予定が気になるところだが、次週「セーフウェイクラシック」さらに「ステートファームクラシック」は出場を予定している。その後3週間ほどツアーを離れる可能性が高い。そして、日本のファンにとってもっとも興味深い「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の日本ツアー公式戦への出場は、いまのところ白紙となっている。