2007年 セーフウェイクラシック

米国ツアー専念を決めた宮里藍が、パターも気分も変えて初勝利に臨む!

2007/08/24 12:00
再び調子を取り戻し、笑顔でプレーを続けることができるか!?

前週の「CNカナディアン女子オープン」では初日から大きく出遅れ、今季3度目の予選落ちを喫した宮里藍。自身も不調の原因を把握しきれていないようで、シーズン終盤に向けて大きな不安を残す結果となってしまった。

その中で臨む、今週の「セーフウェイクラシック」。父であり、信頼を置くコーチである優氏からは、「いろいろと考えすぎでは」という指摘を受けたという。そこで今週は、気分転換の意味も含めてパターを変えて臨む。以前使用していた型の2ボールのマレットに戻し、重量は多少重めの設定。「(ヘッドの重さを利用して)ストロークだけでタッチが出せるので、いろいろ考えずに集中できる」そうだ。実際コースで使用しても、「オーバー目に打てているし、良い感じです」と、好感触を得ている様子。今週の目標については、「1日4つか5つは伸ばしたいです。今週は3日間だし、みんなアグレッシブに攻めてくるはず。自分もそういう意識で臨みます」と話した。

また、昨季は9月から日本ツアーへ復帰し、「日本女子オープン」への出場など約2ヶ月間に渡り米国ツアーを離脱した宮里。しかし、今季は日本へは戻らず、米国ツアーに残ることを明かした。悲願の初勝利へ向けての決意表明ともとれる、宮里の米国ツアー専念。新たな決意と共に臨む今週、一時期の輝きを再び放つことができるだろうか。

2007年 セーフウェイクラシック