2007年 ロングドラッグスチャレンジ

どん底から這い上がれるか?復活の兆しに期待!

2007/10/04 16:42
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米国女子ツアー第23戦の「ロングスドラッグスチャレンジ」に挑む宮里藍。3週間の休養をはさんで臨んだ先週の「ナビスターLPGAクラシック」では、通算14オーバーで予選落ちを喫するなど、いまだ復調の気配は見えていない。

昨年と比較して顕著なのは、ドライバーの平均飛距離が06年の253ヤード(61位タイ)から、242.9ヤード(127位タイ)へと、約10ヤードも落ちていること。ショットが曲がりラフに捕まると飛距離は落ちるが、体格たくましい欧米選手と戦うなかで、距離のディスアドバンテージが、持ち味だった正確性にも影響して悪循環にはまっているのかも知れない。

国内ツアーに参加する女子選手の間でも、宮里の不調に関しては「信じられない」といった声が多い。日本では不調に陥ることなど無かっただけに、今の宮里の状態は想像することすら難しいようだ。

しかし、宮里本人から弱音は聞こえてこない。一番苦しいのは紛れも無く自分自身だろうが、焦らず、投げ出さず、宮里なりの方法を模索して次のステップへ進もうとしているのだろう。今週はどんな試合を見せてくれるのか?困難に立ち向かう宮里の姿に注目したい。

2007年 ロングドラッグスチャレンジ