2007年 サムソンワールド選手権

ゴルフ人生の中で、最も苦しい・・・トンネルを抜けるのもあとわずかか!?

2007/10/11 13:43

体調不良による最終日の途中棄権、その前後4試合が予選落ち。宮里藍自身想像できなかったスランプに突入している。しかし、今週も宮里は明るく元気に試合会場に現れた。ここ数試合、スイングの調整が最優先で結果は考えないと語っていたが、今週も基本的なスタンスは変わらない。ところが、不調の原因が何なのかなどを少しずつ話してくれた。

6月のマッチプレー後に左足のひざ裏を痛めていたこと。その影響が尾を引いてしまったことなど。現在も続く、スイング調整なのだが、今週も練習ラウンド、プロアマを通じ、問題視するレベルではなさそうなのだが・・・。

宮里は自身のホームページ上で、現在の心境、ゴルフの状態を書き込んでいる。その内容にもあるのだが「ゴルフ人生の中で、最も苦しい」と言い切った。不調の原因が何なのか分からず、ただ悩んでいる状態では表現できない言葉だ。宮里の中で、不調の原因を究明し、改善に向かう方向性が見出せた証ではないだろうか。

今週の「サムソンワールド選手権」に対する意気込みとしては「昨年、この大会に出られなかったので、今年はこの試合に出場することを目標の1つにしていました」と言う。今週は賞金ランキングで上位20名しか出場できない試合で、宮里は今季前半の好調さで賞金ランキングは16位に入っている。出場人数が少ないため予選落ちがなく、その連続記録は解消される。結果を恐れることがない分、思い切ってラウンドしてもらいたい。

2007年 サムソンワールド選手権