アニカに勝ってベスト16への道を切り開いた!
2007/11/17 11:23
米国女子ツアー最終戦「ADTチャンピオンシップ」に出場している宮里藍。初日が18位タイで、第3ラウンドに進出するためにはベスト16以内に入ることが絶対条件となる。1番ホールからスタートした宮里は、2番でドライバーを手にすると右サイドのラフに打ち込んでしまった。2打目もグリーン右サイドのバンカーに入れてしまうが、3.5メートルのパーパットを決めピンチを凌いだ。
そして、4番、6番と3番ウッドでティショットを行いパーオンに成功すると、ともに2.5メートルのバーディパットを沈めスコアを伸ばした。7番ではティショットを右サイドのラフに入れボギーを叩くが、9番ではドライバーでティショットを行いバーディを奪った。
後半は10番でフェアウェイ右サイドに広がる池に打ち込んでしまいダブルボギーを叩くが、その後はピンチというピンチはなく全てパーでまとめた。この日はイーブンパーとスコアを伸ばすことができなかったが3オーバー15位タイでホールアウト。同じく15位にナタリー・ガルビス、アニカ・ソレンスタムがいたため、プレーオフとなった。
プレーオフは17番、18番を使って行われ、17番は3人ともにパー。18番でアニカ一人がボギーを叩き脱落。ここ数試合ドライバーショットが不安定だった宮里だが、この日は随所で好ショットを披露。「プレーオフは緊張しました。アニカとナタリーとの闘いだったのでいい雰囲気でプレーできました」。昨年に続きベスト16進出を決めた宮里は、明るい笑顔でクラブハウスに引き上げてきた。