藍、好スコアで上位浮上も冷静さを維持!
2009/05/24 13:00
「LPGAコーニングクラシック」の予選2日間を5アンダーの39位で通過した宮里藍。大会3日目は、周囲の選手たちが好スコアを続出させる波に乗り遅れることなく、順調にバーディを積み重ねた。
3番で下り3mのバーディパットを決めると、5番パー5はピン手前7mに2オンしイーグルを奪取。その後も4、5mのバーディパットを4つ決め、最終18番は10m弱のパットをしっかりと決めこの日8アンダーの「64」を記録した。
「18番のバーディは凄く大きかったですね」と振り返る宮里。しかし、このバーディを最終日につながるもので、この日最も大きかったのは5番のイーグルだった。「2番、5番と短いパー5なので、どちらかイーグルは欲しかったのですが、やっと今日になって出ましたね。あれで弾みがつきました」と語る。
さらに「最近はビッグスコアが出ていなかったので凄くうれしいです。ノーボギーで終われたには、終わってみての特典みたいなもの」。宮里は2004年の「ミズノクラシック」で9アンダーをマークしているが、その自己ベストにあと1打に迫る好スコアも満足気。
最終日に向けては「自分のゴルフに集中してやりたい。今日良かっただけに明日求めるものが強くなる傾向にあると思うので、自分を抑えて、目の前の1打に集中したい」。好スコアが出た良く日のラウンドなので、気持ちが高ぶってしまわないように、あくまでも平常心で最終日を迎えるつもりだ。現在首位タイの宮里美香とは4打差の11位タイ、宮里藍がどこまで上位を脅かす存在になるかが楽しみだ。