藍、3パット3回で32位「あと3打は縮められた」
2009/05/22 12:50
今週、「LPGAコーニングクラシック」が開催されているコーニングCCは、全長6,223ヤードと、今季ここまでで最短コース。パー71だった、2週前の「キングスミル(ミケロブウルトラオープン開催)」の6,315ヤードよりも短く、今週はスコアの伸ばしあいとなりそうだ。
大会初日は9時10分に1番ティからスタートした宮里藍。2番パー5で2オンに成功して2パットのバーディとしたが、同じく2オン可能な5番パー5では、右下13mに載せたものの、ここから3パットしてバーディを逃してしまう。続く6番で第2打を1.5mにつけてバーディを奪ったが、今度は7番パー3でピン上5mにつけてしまい、ここから3パットでボギーとする。それでも、8番、9番で連続バーディを奪った宮里は、前半を3アンダーで折り返した。
後半もスコアを伸ばしたかった宮里だが、14番で再びピン上から3パットのボギーとし、16番でバーディを取り返したものの、後半は1バーディ1ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかった。
初日を5バーディ2ボギーの「69」、3アンダーの32位タイで終えた宮里は、「欲を言えばあと3打は縮められたと思います」と、3回の3パットを悔しがった。「ホールによって凄い速いところがあって、スピード感を保つのが難しかったです。(グリーンの)表面自体が凄い光っていて、ラインを出していくのも難しかったです」。
それでも、「よく我慢した方だと思います。3パットをこれだけしたのは久しぶりだけど、そういう中で60台を出せたのは良かった」と、前向きな姿勢を見せる。明日は午後スタートとなるが、「グリーンが(踏み荒らされて)悪くても、芯で打つことだけを考えればいい」と、ポジティブさは失っていない。