藍、目の前の一打に四苦八苦
2008/02/23 17:30
米国女子ツアー第2戦「フィールズオープン」2日目。通算2オーバーから上位を目指しスタートした宮里だが、この日もゴルフが噛み合わない。
「1番パー5のティショットから良いショットが打てて、バーディが来れば良い流れで行けたんだけど…」というが、3打目をピンに絡められずに2パットのパーとすると、徐々にショットが曲がりだし、3番、4番と連続ボギーを叩いてしまう。
6番では、強めにヒットした10mのロングパットがカップのふちに当たって入るラッキーバーディを奪ったが、8番でボギーを叩くと、10番ではティショットを右の池に入れてダブルボギー、11番でバーディを取り返すが、続く12番パー3でパーオン出来ずに再びボギーと、ボギー先行の悪い流れを止められなかった。結局この日は「77」で回って通算7オーバー、2週連続の予選落ちとなってしまった。
「ところどころ曲げたけど、昨日よりは良い感じ」というショット。パッティングも「修正ポイントが分かったので、試合をこなせば良くなると思う」と、それぞれのパートではある程度の回復・成長は掴んだようだ。
それでも、コースマネージメントや流れを作るといった、1ショット1ショットをこなす以外のゲームプランまで気が回っていないのが現状だ。囲み取材終了後のほっとした瞬間に、宮里が本音を漏らした。「いやー、今日暑かったですね~。暑かったけど、日傘を差す余裕がなかった!(笑)」