ショットの自信を取り戻し、翌週のメジャー初戦に臨む!
2008/03/31 12:12
「セーフウェイインターナショナル」最終日を71位タイで迎えた宮里藍。上位進出は難しい位置からのスタートだが、翌週のメジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」へ向けて、弾みをつけるラウンドとしたいところだ。
序盤の3番パー4で1.2メートルを外してボギーとするが、直後の4番パー3ではピン下9メートルのロングパットを沈めてバーディを奪取。その後は「今日は良いリズムで、危なげなくプレーできました。ドライバーも飛距離が出ていて、いい感触です」との言葉通り、11番、14番とベタピンにつける余裕のバーディ。この4日間で自身のベストスコアとなる「70」で終え、通算1アンダーの55位タイに浮上して競技を終えた。
好調のショットに関しては、「気持ち良く振れているので、自信を持って打てています」と、すっかり自信を取り戻した様子。残る課題は、「正直、今週は20個くらいバーディを逃している」と話すパットだ。しかし、「1つずつ前進していると思います」と話す表情は明るい。
翌週はメジャー初戦を迎えるが、良い状態で臨むことができそうだ。「勝ちたい試合ですね。毎年いろいろなドラマが生まれているし、自分にもチャンスはあると思います。ガマンが必要になると思いますが、この半年間は相当ガマンをしてきましたし、ちょっとやそっとでは挫けないと思います」。と宮里。絶好のタイミングで上向いてきた調子を、メジャーの大舞台で加速させることができるか。