復調を感じさせる内容で、1つスコアを伸ばし34位タイ
2008/04/20 12:49
ギンオープン3日目、前日まで1アンダー、41位タイの宮里藍は、4バーディ3ボギーの1アンダー。通算2アンダーで34位タイとした。
この日、インスタートの宮里は出だしの10番でピン奥2mにつけバーディを奪うと、11番も4mのパットを沈め連続バーディ。好調なスタートを切った。しかし、14番で10mを3パットのボギー。上りのパーパットを3mもショートするなど、不安を感じさせたが、続く15番で5mのパットを沈め、すぐさまバーディを取り返し、調子が上向きであることを感じさせた。
前半は2アンダーとした宮里だったが、後半は苦しい展開となる。まず、2番ではグリーン手前のバンカーに打ち込み、4mのパーパットが入らずボギー。また、6番でも14番同様、10mを3パットしてしまい、この日3つ目のボギー。序盤の貯金を使い果たしてしまった。それでも最終の9番では、花道右のラフからピン奥3mにつけ、4つ目のバーディ。宮里は、「今日はビックスコアがでそうなスタートだったけど、我慢のゴルフになった。最後のバーディは明日につながる」とコメント。
今日のプレーに関しては、「良くなりつつある段階の中で、いいプレーができている。ストレスもちょっとあったけど、今はもう少しの我慢」。ドライバーについても、「いいフィーリングでやれている。自信をもって振れているのが大きい」と、スランプから一歩ずつ、確実に復調している様子が伺える。明日は上田桃子が同組となり、2人揃って最終日での上位進出を期待したい。