2008年 スタンフォード・インターナショナル・プロアマ

宮里「まるで、メジャーでプレーしているみたい」

2008/04/26 12:53
常にマイペースを崩さない宮里。それでも自信は戻りつつある(撮影:クラフトナビスコ選手権)

フロリダ州で行われている「スタンフォード・インターナショナル・プロアマ」2日目、この日の宮里はソファーコース(パー71)をラウンドした。

今大会はプロとアマがペアとなって一緒に回る。ただでさえ普段よりプレー時間は掛かってしまうが、コースの距離自体も短めなので、場所によっては多くの待ち時間が出来てしまう。例えば6番パー5。「アマチュアでも届く距離だから、どうしても待ってしまう。今日は4組待たされました」という宮里。結局この日は6時間を超えるラウンドとなった。

「アメリカに来てから一番長いラウンドだったけど、緊張感は途切れることなく出来ました」という宮里だが、この日はずるずるとスコアを落としてしまう。待たされた6番を3パットのボギーとするなど、1バーディ4ボギーの「74」、3つスコアを落として通算3オーバーの32位タイで2日目を終えた。

「ショットの安定感はあるし、パッティングもイメージ通り打てている。特に悪いところはないけど、アイアンの距離感が合わなかった」という宮里。距離感と共に、場所によって変わるグリーンの特性にも苦労した。「グリーンがはねるので、ファーストバウンドの計算が出来なかった。グリーンによって止まり方も違うし、PWでも止まらないところがあった。まるで、メジャーでプレーしている気分」と驚きを見せる。

この日は「ちょっとイマジネーションに欠けたラウンドだった」と反省する。それでもゴルフの調子は悪くないだけに「明日はもうちょっとメリハリのあるラウンドにしたい。良いリズムで回れれば、アンダーパーも出せると思う」と、決勝ラウンドでの巻き返しを誓った。

2008年 スタンフォード・インターナショナル・プロアマ