2008年 スタンフォード・インターナショナル・プロアマ

鍵はパー3の攻略。明日開幕の新規大会に挑む!

2008/04/24 10:15
距離が短いだけにチャンスはある!プロアマ混合の新規大会に挑む宮里藍(撮影:クラフトナビスコ選手権)

明日から開幕する「スタンフォード・インターナショナル・プロアマ」では、同じ敷地内にある二つのコースを使用する。火曜日にソファーコースを回った宮里は、この日はミラーコースをラウンドした。

「パー3も多いし、長いのもある。パー3でボギーを打たないようにしていけば、短いパー4もあるので、そこでバーディチャンスを作ってうまく流れを作っていきたい」と、本番へのイメージを高める宮里。宮里が初日に回るミラーコースは、6133ヤードのパー70。パー3のホールがなんと6つもある。

もう一つのソファーコースは6244ヤードのパー71。こちらもパー3が5個あり、今週はショートホールの攻略が上位進出の鍵を握りそうだ。

ショットは大分復調しつつある宮里だが、「風が吹くとフェアウェイに置くのが難しいホールもあるので、気は抜けない」と警戒感を示す。うねるフェアウェイも多く、落ちどころによっては、思わぬ方向にボールが跳ねてしまうこともある。「それで、ペースが崩れないようにしたいです」。自分がコントロール出来ることに集中したいというのは、いつも通りだ。

本番に向けて、「取るべきところはとって、守るべきところは守る。メリハリをつけてやりたいです」という宮里。キャディのミックは、優勝スコアを4日間で18アンダーと予想するが、「自分はそうは思わなかった(笑)」という。「1日3アンダーくらいを出して行きたい」と、笑顔で締めくくった。

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