心身ともにリフレッシュ！ 今週も上位争いに期待

前週の「セムグループ選手権」を、今季のベストとなる14位タイで終えた宮里藍。「あと何試合かこなせば、絶対に上位に行けると思う」と、今後の活躍を期待させてくれる、頼もしい言葉を口にしていた。

目に見えて調子を上げている宮里だが、懸念を挙げるとすれば連戦の疲れだろうか。現在、「ギンオープン」（4月17日～）から今週の「ミケロブウルトラオープン」まで4週連続出場中。プレーはもちろん、長い移動時間による疲労も加わる。前週を終え、「リフレッシュが必要ですね」と話していた宮里は、昨日の練習ラウンドをハーフで切り上げ、その後はスパで療養し、買い物にも足を運んだ。プロアスリートにとって、心と体のケアも大事な仕事。気持ちを新たに、初日のスタートを切ることができるだろう。

この日プロアマ戦に出場した宮里は、先週とまったく同じ意気込みを語った。「今週もリズムやスイングなど、やるべきことに集中できるか。スコアは考えず、自分の世界に集中していきたいですね」。自分のプレーを貫くことができれば、結果は自然とついてくる。先週、その確信を深めた宮里は、「すごくラフが深いので、フェアウェイキープが鍵になると思います」と、攻略へのポイントを掲げた。目先のスコアに心を乱されず、掲げた目標を遂行できれば、先週と同じく上位争いを演じる宮里を見られるはずだ。