気持ち切らさなければメジャーの運が自分に来るはず!
2008/06/28 14:38
「全米女子オープン」初日に2アンダー12位タイの好スタートをきった宮里藍。2日目のラウンドは午後の遅い時間に1番ティからスタートした。2番パー5で2オンに成功すると、6mを難なく2パットでバーディを奪った。7番ではピンまで7mで左に大きく曲がるラインを読みきったバーディパットを沈めるなど、この日もパッティングの調子は良かった。
ところが前半は、2つのパー3でティショットがグリーンを捉えられず、寄らず入らずのボギーを叩きスコアを伸ばすことができなった。8番で2つ目のボギーを叩き、9番のティグラウンドに上がったとき、雷雲接近による中断を知らせるサイレンが鳴った。
「中断はうまく時間を調整することができました」という宮里。再開後の9番をパーで折り返すと、10番パー5で3メートルのバーディパットを沈めガッツポーズ。続く11番ではティショットをフェアウェイのクロスバンカーに入れ、2打目は出すだけ。再びスタート時の2アンダーに戻してしまうが、14番パー3で改心のティショット。ピン下1メートルにぴたりと止め、これを沈め3アンダーとした。
夕暮れ迫る中、その後はパープレーを続けたが、最終18番のティグラウンドに上がるときに日没サスペンデッドの知らせを受けた。大会3日目は、午前7時に18番を1ホールプレーし、その後の第3ラウンドに備えることになる。
「欲を言えば18番も終えたかったですね・・・。今日は前半、自分のペースでゴルフを組み立てられた。ピン位置は難しかったが、ショットもパットもうまくライン出しができました。後半は少しショットが早くなりかけたけど、立て直すことができました。気持ちさえ切らさなければ、メジャーの運も自分についてくると思います」。