序盤からパットが好調、25位タイに再浮上!
2008/07/20 10:42
38位タイで「ステートファームクラシック」決勝ラウンドを迎えた宮里藍は、10番ティからスタートを切った。「昨日の反省点を活かして、ストロークとスイングに100パーセント集中できていました」という宮里は、11番パー4でピン左2.5メートルを沈めてバーディ。「前半からパットのフィーリングが良かったです。昨日は入れにいき過ぎてラインに乗せ切れなかったけど、今日はカップの真ん中から入れるパットが多かったですね」と、その後も13番パー5で1.5メートル、14番パー3で3メートル、16番パー5で80センチを沈め、バーディを量産。前半だけで4ストローク伸ばし、後半へと折り返した。
「ショットが引っ掛け気味になってしまい、我慢のゴルフになってしまった」と振り返る後半。3番でこの日初ボギーを叩いてしまうが、「私の場合、メカニックのことを考えすぎるとうまくいかない。そのことは考えすぎないでシンプルにいこうと、6番くらいから思いました」との考えが功を奏し、6番、7番と連続バーディを奪う。最終9番パー4はティショットを右の池に入れてボギーフィニッシュとしたものの、この日6バーディ、2ボギーの「68」。通算9アンダーの25位タイに再浮上した。
ホールアウト後、「ショットとパットが噛み合えば、(1日)10アンダーは出るコースなので、明日は1打1打に集中して行きたいですね。上位で終われるようにしたい」と宮里。バーディを量産できていることは、好調を継続できている証拠。宮里の言葉通り、最終日の猛チャージに期待したい。