2008年 エビアンマスターズ

「内容が激しかった」藍、伸ばせず53位タイ

2008/07/26 13:43
フィーリングの良さをいかにスコアにつなげられるか?(撮影:全米女子オープン)

「エビアンマスターズ」2日目の宮里藍は、出だしの1番で2段グリーンの下15mから、3mショートして3パットのボギーと、苦しい立ち上がりとなる。

4番で今度は段の下から8mを沈めてガッツポーズを見せたが、6番では再び3パットのボギーとしてしまう。「グリーンの読みが難しいので、3パットはあるだろうと考えを変えました」という宮里。すぐに気持ちを切り替えて、7番、9番とピンそばにつけバーディを奪い返した。

前半1つスコアを伸ばして折り返すと、後半は10番で第2打がバンカー内で目玉となり寄らず入らずのボギー。13番でラフからチップインバーディを奪ったが、最終18番で再びボギーとし、結局この日は4バーディ4ボギーの「72」。スコアを伸ばせず、通算2オーバーの53位タイで2日目を終えた。

「最後のボギーが悔しいです。アンダーで回りたかった」という宮里。16番で1.5mのバーディパットを外し、上がり3ホールでスコアを伸ばせなかったことを特に悔やんだ。違和感のあったドライバーショットは、父に相談し、左脇が開きすぎているという指摘を受けたという。「まっすぐ引くようにしたら良くなりました」と、ショットの手ごたえは戻っている。

「4回目のエビアンで、今年が一番満足度が高い」という宮里。その調子の良さを、なんとか決勝ラウンドでの好スコアにつなげたいところだ。

2008年 エビアンマスターズ