2008年 エビアンマスターズ

藍、痛恨のトリプルボギーで60位タイ

2008/07/25 10:27
6番でティショットを放つ宮里藍(Andy Lyons/Getty Images)

ここ4試合でトップ10入りが2回と、好調さを見せている宮里藍。アメリカ大陸からヨーロッパへ渡っての初戦、「エビアンマスターズ」でも、その好調さをキープ出来るだろうか?

大会初日、序盤からショットをピンに絡める宮里。2番でピン上2.5mにつけてバーディを奪うと、6番では右2.5m、7番は下1.5mを沈めて連続バーディ。前半を3アンダーで折り返した。

だが、この日は12番に泣かされる。ティショットを左OBとした宮里は、打ち直し後の4打目を、あごの高いグリーン手前のバンカーに入れてしまう。そこから1回では出せずに、6オン。1mを沈めたが、痛恨のトリプルボギーとしてしまう。

ここで流れが切れた宮里は、その後3パット2回の2ボギー。3アンダーの前半から一転、後半は5オーバーと崩れ、通算2オーバーの60位タイと苦しい初日となってしまった。

それでも、本人は前向きだ。「パッティングはタッチが合わなかったというより、入れにいこうという気持ちが強すぎて、オーバー目で距離が合わなかった。明日の目標は4つ。波に乗れば、それ以上は出ると思います」と、強気の目標設定をする。気持ちと結果の溝を埋めることが出来るだろうか?宮里の巻き返しに期待したい。

2008年 エビアンマスターズ