2008年 全英リコー女子オープン

藍、初メジャーのサニングデールに再挑戦!

2008/07/31 11:20
リラックスした様子で、笑顔あふれる練習ラウンドをこなした宮里藍

2004年、初めて挑戦した海外メジャー大会が、ここサニングデールで行われた「全英女子オープン」。予選落ちに悔し涙を流したあの時から4年の歳月を経て、宮里藍が再びこの地に戻ってきた。

「あの時は、初メジャーで悔しい思いをしたけど、すごく良い経験になりました。リベンジとか、そういう感じではないですね。4年間で身につけたものを出したいです」と、10代から20代へと成長し、精神的にも技術的にも成熟した宮里は淡々と話す。

コースの攻略ポイントは、「距離感がすごく重要。フェアウェイからだと去年ほど転がらないけど、ラフに入るとバウンドしてしまうことがあったりするので、しっかりメリハリをつけてイメージを出していけば、チャンスにつくと思います。セカンドからグリーンに向かって下っているところが多いので、そこに気をつけてやることです」と話した。

先週、違和感のあったドライバーショットは、「エイミング(アドレス)で体が左、クラブが右を向いていたので、昨日方向チェックをしたらうまくいきました」と、問題点を修正して、状態は悪くない。

04年は通算4オーバーで予選落ちを喫したが、今年は1日4アンダーが目標だという。今年最後のメジャー大会。「自分のゲームだけに100%集中したい」と、大人になった宮里が、思い出の地・サニングデールに成長の証を刻む。

2008年 全英リコー女子オープン