2008年 CN カナディアン女子オープン

藍、7戦ぶりの予選落ちが確実に

2008/08/16 10:05
予選落ちが確実な状況となった宮里藍。調子は悪くないのだが…(撮影:全米女子OP)

カナダにあるオタワ・ハント&GCで行われている米国女子ツアー第23戦「CNカナディアン女子オープン」の2日目、ラウンドは雷雨のため15時40分に中断となり、そのまま終了。75名がホールアウト出来ていないが、8時30分スタートの宮里藍は18ホールを終えている。

崩れる天候と同様、宮里もずるずるとスコアを落とした。10番スタートのこの日、12番でパーオン出来ず、1mのパーパットを外してボギーとすると、16番もボギーとし前半を2オーバーで折り返す。

後半に入り、ティショットは左に行きがちで、アイアンショットでもグリーンを捉えられない。1番、3番、4番とボギーを叩くと、6番パー5ではティショットを右の池に入れるなどダブルボギー。最終9番パー5でこの日唯一のバーディを奪ったが、焼け石に水。後半は4オーバーとスコアを落とし、この日「78」、通算8オーバーの暫定122位タイで、7戦ぶりの予選落ちが確実となった。

「パットでリズムが作れない時に、どう立て直すかという課題が浮き彫りになったと思います。調子は悪くないけど、スコアが出ないときにどうするか。ロレーナ達とも、良い時はそれほど変わらないけど、悪い時の差は大きい。立て直せるようになれば、大きな成長だと思います」と、現在の課題を指摘した。

しかし、本人の言葉にもあるとおり、調子自体は悪く無い。「今日はアイアンのぶれがあったけど、ショットの調子は相変わらずいいし、パットのフィーリングも悪くないので大丈夫だと思います。時間があるのでしっかり立て直して、来週こそ頑張りたい」と、次週に向けて前向きな姿勢を見せた。

2008年 CN カナディアン女子オープン