「全英」からの好調ぶりをアピール!
2008/08/14 17:12
今季メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」を5位で終えた宮里藍は、1週間のオープンウィークを経て、今週はカナダで開催される「CN カナディアン女子オープン」に出場する。「先週は『全英』でお父さんに言われたパッティングの注意点を意識しながら練習していました」と、主に課題としているパットに時間を費やすことができた。
しかし13日(水)、宮里は左足ふくらはぎにテーピングを巻いてプロアマ戦に出場。一瞬、周囲に不穏な空気が流れたものの「先週のトレーニング中に痛めました。ちょっと違和感はありますが、スイングに影響はありません。テーピングは大事をとってです」と、プレーに影響はないことを強調していた。
コースの印象については、「ラフが今年の『全米女子オープン』よりも深いぐらい。フェアウェイにおいて、グリーンに乗せるというシンプルなゴルフをしたい」と、ショットの正確性をポイントに挙げる宮里。飛距離が短いコースなだけに、宮里の持ち味が存分に発揮できる大会と言えそうだ。「今週も『全英』の良いフィーリングが維持できています」と、コース攻略に自信をのぞかせた。
「優勝スコアは12アンダーぐらいだと思います。キャディーのミックは『ラフが深いから9か10』って言っていたけど、距離がないので、(1日)4アンダーで回ってくる選手はいると思います。まずは1日3アンダー、出来ればハーフで2つずつ、4アンダーを目指します」と具体的な目標を掲げた宮里。今週末も、上位で奮闘する姿を期待して良さそうだ。