宮里藍、グリーンの硬さ&下りのパットに苦しむ
2008/10/12 21:04
米国女子ツアー「ロングドラッグスチャレンジ」に4試合ぶりに米ツアーに戻った宮里藍。予選ラウンド2日間を終えて1アンダー19位タイにつけていたが、3日目は強風と硬いグリーンに手こずり25位タイに後退してしまった。
2番で簿ボギーを先行し3番でバーディを奪うが、4番、5番で連続ボギー。その後7番でバーディを奪うが、8番、9番で再び連続ボギーを叩いてしまう。「8番、9番のボギーは痛かったですね」。宮里本人も振り返る2度目の連続ボギーは2ホールとも3パットによるものだった。
この日はグリーンが硬いこともあり、グリーンのセンターを狙っても奥まで転がってしまい、長めのパットを残してしまった。
それでも後半は気持ちを切り替え、10番から13番までパープレーを続けると14番でバーディを奪い。ところが、16番パー3でボギーを叩き、この日は3オーバーの通算2オーバーとスコアを崩す結果とかった。
「気持ちでは我慢できているのに、スコアで我慢できていないのはつらいですね」。と振り返りつつも、風との戦いに挑む姿勢は変わらない。「みんな同じ条件ですから、最終日はバーディを奪えるところはしっかり獲って、スコアを伸ばすことだけ考えます」。自信を取り戻した宮里から後ろ向きなコメントは出てこない。最終日も宮里らしいプレーを見せてくれるだろう。