「やっと、アンダーが出ました」藍、37位タイへ浮上
2008/10/19 15:11
決勝ラウンドに入った「カパルアLPGAクラシック」。前日は、周りからの情報に影響されすぎたという宮里藍は、「決めて打つという決断力を意識した」と、この日は自身の感覚を重視する。
スタートホールの10番で、ピン上2.5mを沈めてバーディ発進。11番をボギーとしたが、15番、18番でバーディを奪い、前半は2つスコアを伸ばして折り返す。後半は5番でボギーを叩いたが、最終9番では5mのパーパットをねじ込み、結局この日は「71」でラウンド。「やっと、アンダーが出ました」と、3日間通して初めてアンダーパーに、安堵の表情を見せた。
「今日は攻めのゴルフが出来ました。昨日の課題を意識してクリアして、それによって自分のリズムでプレーが出来たので、良かったです」と本来の自分のプレーを取り戻した宮里。「昨日、(キャディの)ミックと話し合って、『パットは自分のファーストインプレッションで行け』と言われた」という宮里は、狙ったらそこだけを意識するパッティングも効を奏した。
「予選の2日間とは違い、波が無く、どっしりとしたプレーが出来ました」という宮里。昨日から順位を上げ、現在は37位タイ。最終日に少しでもスコアを伸ばし、最終戦「ADTチャンピオンシップ」の出場権獲得に繋げたいところだ。