ひきずっていたら戦えない!1試合1試合ベストを尽くします!!
2007/02/22 00:00
2007年の開幕戦が予選落ちという結果に終わった宮里藍が、第2戦の会場となるコオリナカントリークラブに登場。先週は出場できなかった最終日に開催コースに現れ、課題のショートパットの練習を繰り返し、今週も火曜日から入念にパッティングの練習を行っている。
プロアマのラウンドを終えた宮里に話を聞くと「パッティングの調子は尻上がりに良くなっています。スコアはいい時は良いし、悪いときは悪いので。1試合1試合ベストを尽くすのが先決です。ひきずっていたら、このツアーやっていけないので・・・」。と先週の試合後に見せた硬い表情ではなく、いつもの藍スマイルに戻っていた。
初日のラウンドはディフェンディングチャンピオンのミーナ・リー(韓国)と絶好調のカリー・ウェブ(オーストラリア)。宮里が師と仰ぐウェブとのラウンドについて質問すると「特に意識してやるよりも、今はお互い良いプレーをしたいって感じです。盗みたいと思ったら、見ていると思うし、彼女のゴルフ自体良く知っているので、ポイントポイントで見ておきたいって感じです」。
昨日の練習ラウンド時と比べ、プロアマのラウンド時は無風状態だった。「風も少しくらい吹くと思うのですが、それでも最低2アンダー位出したいです。先週よりは、いいラインのイメージ出しが出来ているので、あとは気負わずに自分の力を出せるかです。あと、楽しんでやりたいです」。
気持ちの切り替えが宮里の持ち味なだけに、予選落ちした翌週に優勝争いに加わる可能性も大いに秘めている。日本からも7名の選手が参加しているが、米ツアーを主戦場とする宮里にとって、他の日本選手よりも上位を狙っていることは間違いない。