2007年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

“3度目の正直”は宮里に舞い降りるのか

2007/03/23 00:00

宮里藍が初めて米国本土で行われるメジャーに参戦したのは、2005年の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」だった。ファンの期待を一身に背負い臨んだ宮里だったが、予選は通過したものの4日間で一度もアンダーパーをマークできず、通算9オーバーの44位タイで終了。ほろ苦い「クラフト」デビューとなった。

米国ツアーに本格参戦して迎えた翌2006年、再びミッションヒルズに戻ってきた宮里は、初日2アンダー10位タイとまずまずのスタートを切る。しかし、2日目にスコアを崩して33位タイに急落すると、そのまま流れを引き戻すことは出来ず、結局通算6オーバーの29位タイに終わった。

そして今年、過酷なツアーを1年間戦い抜き、ひとまわり成長した宮里が3度目の参戦に挑む。昨季のメジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」では最終日最終組をまわり、首位と1打差の3位タイに入るなど、メジャー制覇も手に届くところまで実力をつけている。コースに関しても、クオリファイを含め何度もラウンド数を重ねているだけに、宮里なりの攻略法が頭に刻まれていることだろう。念願のツアー初優勝をメジャーで達成!・・・なんていう展開も、決して夢物語ではないはずだ。

2007年 クラフトナビスコチャンピオンシップ