2007年 ギンオープン

「これだけパーが続いたことはない」 16ホール連続パーに苦笑い

2007/04/14 00:00

米女子ツアー「ギンオープン」(フロリダ州リユニオン、リユニオン・リゾート&C)は現地時間13日、第2ラウンドの競技を終了。前日に続き日差しが強く、気温も高くなったこの日、イーブンパー36位タイからスタートした宮里藍は1バーディ、1ボギーの「72」とスコアを伸ばせず、通算イーブンパー44位タイまで順位を下げた。共に2日連続となる6アンダー「66」を叩き出したロレーナ・オチョア(メキシコ)とローラ・デービース(イングランド)が通算12アンダートップタイでトーナメントをリードしている。

出入りの激しかった初日とは打って変わり、ひたすらパーを積み重ねるラウンドとなった2日目。「前半はカップをかすめるようなパットがあった」と言うように、3番、4番でワンピンのバーディパットを逃すと、9番でも約1.8メートルのパットを決められずパー。ノーバーディ、ノーボギーのイーブンパーで折り返すと、後半に入っても、度々訪れるバーディチャンスをものにできず、もどかしいゴルフが続く。「これだけパーが続いたことはない」と本人が話すように、16番まですべて「パー」。

そして迎えた17番パー5、サードショットをピン側80センチにつけこの日初バーディ。しかし、直後の最終18番ではティーショットがクロスバンカーにつかまり、残り185ヤードをユーティリティの3番でパーオンさせたものの、ロングパットを2つに収められず3パットのボギー。結局イーブンパー「72」で回り通算イーブンパー。ポーラ・クリーマーらと並ぶ44位タイで決勝ラウンドを迎えることとなった。

とにかくパットが入らず、16ホール連続のパープレーに「こんなにスコア(カード)通りに行かなくても良かったんだけど…」とホールアウト後苦笑いした宮里。「明日はパットが入らなくてショットの調子を崩したくないので、粘り強くやりたい。明日は、ま、入るでしょう!」。決勝ラウンドでのバーディラッシュを予感させ、コースを後にした。

2007年 ギンオープン